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カリキュラム構成

本学科のカリキュラムは大きく「総合教育科目」「学部共通専門教育科目」「学科専門教育科目」の3つのグループから構成されます。

■総合教育科目
総合教育科目では、教養ある市民にとって必要な能力と知見を育てます。これはさらに3つの科目群に分けられます。まず、「論述基礎」「外国語1」「外国語2」「古典日本語」「情報」「数学」「音楽」「身体」「憲法」といった科目群。これらは社会のなかで自律的に生きるための基礎となる表現能力やものの考え方を身につける科目です。つぎに、「地域環境論」「生態学」以下、さまざまな学問領域の概要と基本的な問題を知るための科目群があります。最後に、「世界単位を考える」「京都を学ぶ」「東北を学ぶ」「地域を探る」といった、人間の住む場所や地域のありかたを考える科目群があります。
以上の3群は、専門教育科目の前提となるものでもありますので、1年次入学生はなるべく優先的に履修してください。もちろん3年次編入学生も、各自の関心に応じて適宜選択してください。

■学部共通専門教育科目
芸術を学ぶ学生にとって専門的な学習の基礎となる科目群で、人類の芸術活動がこれまでどのようなありかたを示してきたのかを歴史的に学ぶとともに、芸術を先人たちがどのように捉え、また理論化してきたのかを学ぶ科目群です。いわゆる美術に限らず、文学や思想に類するものも学習内容に含められています。これは美や感動といったものだけでなく、感性的な媒体を通じた人間の表現行為として芸術を考え、その領域に拡がりを持たせていることが理由です。

■学科専門教育科目
芸術教養学科独自の専門教育科目群では、芸術のさまざまな今日的実践例を学び、それをどう身近な環境のなかで生かしうるかを考えます。そこでは従来「美術」として括られてきた活動よりも、むし西欧的制度としての「美術」の範疇外にはみ出してしまう東方的な美学や、生活のなかで美的な感性を追究するような近現代のデザインを主に参照します。
「芸術教養講義1〜5」では、今日の芸術の捉え方を特にデザイナーや編集者の実践例をもとに学びます。ひるがえって「芸術教養講義6〜10」は東アジア文化圏、特に日本での伝統的な文化や芸術のありかたを学びます。それぞれ、1)概論、2)時間のデザイン、3)空間のデザイン、4)モノや情報の編集、5)協働・交流という導入的講義と4つの問題意識から構成されています。
「芸術教養研究1〜4」は、個別の事例研究です。月刊Webマガジン『アネモメトリ』で取り上げられた参考例をもとに、各自の周辺を観察し、レポートしてもらいます。
「芸術教養実践」は、京都造形芸術大学・東北芸術工科大学の藝術学舎で開講される現地研修のうち、指定されたものを受講して、それをレポートします。これも各地の優れた実践例を知るための科目です。
「芸術教養演習1〜2」は、「芸術教養研究1〜4」と同趣旨の科目で、作業課題も類似しています。「芸術教養研究1〜4」で取り上げたものも含め、指定のカテゴリーに応じて各自でフィールドワークを行い、授業コミュニティで発表し、意見交換も行います。
「卒業研究」は、最終的な仕上げの科目ですが、作業量は多くありません。それまで専門教育科目で学んできたことを生かし、自分が発見した芸術資産を紹介する報告書を作成していただきます。模範作例は承諾を得てWeb上で公開していきます。

■その他
遠隔で受講できる上記の科目群を補うオプション的な科目として、対面での授業機会も設けられています。
京都造形芸術大学と東北芸術工科大学の公開講座「藝術学舎」のいくつかの講座は、それに合格することで芸術教養学科の単位に振りかえられます。講座の性格によって、総合教育科目(「学芸基礎講義」「学芸基礎演習」)、学部共通専門教育科目(「学芸専門講義」「学芸専門演習」)として認定されます。※藝術学舎取得単位の単位認定については、airU学習ガイド > 3. 学習方法 > 藝術学舎科目(GS) > 単位認定の方法 を参照してください。

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