評価に関する疑義照会
レポート・作品・単位修得試験の評価や、各科目の成績評価に疑義があり、評価の再考(やり直し)を求めたい場合は、評価公開(結果到着)後10日以内であれば「評価に関する疑義照会」を行うことができます。以下の事項をよく確認したうえで、手続きを行ってください。
■評価に関する疑義照会とは
評価に何らかの誤りがあると疑われる場合や、評価に対して異論がある場合に、評価の再考(やり直し)を求めるための制度です。
単に「評価の理由が知りたい」といった問い合わせは、疑義照会ではなく、通常の質問としてお送りください。
■照会前の確認事項
1)評価に対してどのような「疑義(異論)」があるのかを、客観的な根拠に基づいて説明してください。以下に疑義照会として受理できるケース、できないケースを例示しますので参考にしてください。
| 受理できるケース | ■ 素点の誤記入等、客観的に見て教員側にミスがあると思われるもの
■ シラバスの「成績評価の方法」で示された評価観点に照らし、評価が誤っていることが明白なもの |
| 受理できないケース | ■ 疑義の根拠が明記されていないもの
例:「評価に納得できない」「再評価を求める」と書いているだけで、疑義の根拠を説明していない ■ 要望や要求にとどまっているもの 例:「模範解答を見せてほしい」「なぜこの点数なのか知りたい」「卒業がかかっているため合格させてほしい」 ■ 疑義の根拠が、主観的な思い込みや個人的感情であるもの 例:「自分なりにとても頑張った」「他の科目ではつねに高得点を取っている」「自分は他の学生より理解している」 |
2)照会を行う前に、シラバスの「成績評価の方法」、教員からの添削文、提出した課題内容等をよく見直してください。自身に思い込みや過失がないか、疑義が客観的根拠に基づいているかを十分確認してください。
3)回答者を指名することはできません。誰が回答するかは、照会内容によって大学側が決定します。
4)感情的に不満や怒りをぶつけるような照会は控えてください。客観的事実に基づいた照会になっているか、十分確認したうえで提出するようにしてください。
5)回答に対し不明点がある場合は、さらに質問することも可能ですが、すでに十分な回答が示されているにもかかわらず、過度に詳細な説明を求めるものには対応できません。
■照会方法
airUマイページ>コンシェルジュを通じ、下記必要事項を記載した文書で提出してください。
※口頭(電話や対面)での照会は受け付けられません。
| コンシェルジュ項目 | 記入内容 |
| ご相談タイトル | 「評価に関する疑義照会について」と明記してください |
| ご相談内容 | 1)科目情報(科目コード/科目名/課題の種類)
科目名は似通ったものがあります。シラバス等を確認のうえ、正確に記載してください。 複数の課題がある科目は、第1課題・第2課題・単位修得試験など対象の課題が分かるように明記してください。 例:18000「ことばと表現」単位修得試験 / 41101「芸術史講義(日本)1」レポート試験 2)照会内容 評価に対する疑義(異議)の内容と、疑義をもった根拠を具体的に明示してください。 担当教員だけでなく、学内の複数関係者が内容を確認します。できるかぎり分かりやすく書いてください。 |
| 添付ファイル | ファイルは1点のみ、サイズは5MB以内、形式はJPG、PNG、GIF、PDFのいずれかです。
▼窓口・郵送提出課題 ▼WEB提出課題 |
■提出後の流れ
1)提出された疑義照会内容について、まず書式や内容等に不備がないかを学内で確認します。必要事項の記載がないもの、疑義照会に該当しないと判断されたものは受理せず、差し戻す場合があります。
2)受理された場合は、評価担当教員・科目責任者・研究室教員・教務委員等が内容について検討を行った後、回答を作成します。成績に関する事項であるため、回答が届くまで最大3週間を要することがあります。
※照会のタイミングによっては、回答が成績確定(4月・9月・12月・3月の各月末)後になる場合があります。その際、万が一評価訂正となる場合は遡って修正します。
