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TR科目(レポート課題/WEB)

各科目、各設問からなる課題についてレポートを作成します。レポートのボリュームは、1単位につき1,600字程度が基本ですので、2単位の科目であれば合計して3,200字程度となります。提出したレポートは、教員による添削指導を経て、講評文とともに返却されます。
通信教育の学習の大半は、テキストを使った自宅学習です。そのテキストの理解状態、学習の深度をはかるのが添削指導です。つまり、添削指導とは、自宅学習の成果をレポート課題として提示し、教員から“個別に指導と評価を受ける”ことです。

■レポート提出の手順
1. レポート本文を入力する
2. 参考文献を入力する
3. 添付資料を添付する
4. レポートを一時保存する
5. 課題を提出する

1. レポート本文を入力する
まず、事前にレポート本文をワープロソフト等の別ファイルに作成しておきます。次に、airUマイページのカリキュラム一覧から科目名をクリックし、各科目のページへ移動した後、画面上のナビゲーションバーから「レポート作成」へ入ります。その後、事前に用意したファイルからレポート本文をコピーし、レポート作成ページの本文記入欄にペーストする形で入力しましょう。ただし、ワープロソフトで設定したフォントや書式の設定は、コピーすることができません。箇条書きや註をつけるときは、工夫してテキスト形式で表現してください。表やグラフもレポート記入欄に入れることはできません。
事前にレポート本文を別ファイルで用意せず、レポート作成ページの本文記入欄に直接入力していくことも可能ですが、90分でairUから自動的にログアウトされることを念頭に置いてください。
改行、文頭の一字下げをすることができますので、段落の境目などの適切な箇所に入れるようにしてください。(一字下げは全角スペースで入れてください。行頭の半角スペースは、確認画面等では詰めて表示され、画面上では見えません。)

文章は自動で折り返すので、文章の途中に改行を入れないよう注意してください。文章の途中に改行を入れると、提出後の画面で見たとき行が途中で改行されるなど体裁が乱れることがあります。改行は段落を変える際や空行を入れるときだけ行ってください。タイトルを付ける場合は、本文の初めに書いてください。

【氏名・学籍番号】
氏名、学籍番号、科目名、教員名等の付帯事項は自動で入力されますので、レポート記入欄に入力する必要はありません。

【レポートの文字数】
レポート本文は、各設問で指定されている規定文字数(○○字程度)のプラスマイナス1割以内を目安に作成してください。ただし、タイトル等をつける場合を考慮しプラスマイナス2割以内であれば提出は可能です。

【文字数のカウント】
タイトル、スペース、改行は文字数に含みません。半角英数字や半角記号、本文中にある「はじめに」「おわりに」等の章の見出しは文字数に含みます。airUマイページの画面では、本文記入欄の下に、システムで自動カウントされた文字数が表示されますが、ワープロソフトでカウントされた文字数とは異なる場合があります。ワープロソフトの文字カウント機能を使用する場合、「スペースを含めない文字数」を参考にしてください。

【接続の有効時間切れにご注意】
airUマイページではセキュリティのため、90分以上airU内でのページ遷移といった操作を行わないと自動的にログアウトされ、「接続の有効時間切れ」というページが表示されます。
再度ログインしても、直前まで行っていた作業は消えてしまいます。
もし、レポートを入力中に90分以上経過してしまうと、作成途中で保存していないレポートは消えてしまい、復元することができません。
レポートを作成するときには、次のような点に注意してください。
・直接入力する場合は、こまめに一時保存をする
・事前に用意したファイルからコピー&ペーストして一時保存し、その上で編集・提出する
テキストを読んだり、タブレットを使ったりしていると集中してつい、レポートの保存を忘れてしまいがちですので気をつけましょう。

2. 参考文献を入力する
参考文献の記入は任意です。もし、参考文献や引用註をつける場合は、レポート記入欄ではなく、下の「参考文献」欄に入力してください。10,000字まで入力できます(レポートの文字数にはカウントされません)。
学習にあたりさまざまな文献を探し、自分のレポートに活かすことができれば、評価の対象になりますので、参考にした文献やWebページがあれば積極的に記載しましょう。
また、レポート内で参考文献や他人の文章を引用する場合は必ず引用註をつけるようにしましょう。正しく引用されていないと、「剽窃」とみなされることがあります。
科目で指定しているテキストについては、参考文献としての明記は不要です。ただし、本文中で引用をした場合には、出典元の記載が必要となります。


3. 添付資料を添付する
必要に応じて、「添付ファイル」欄に関連資料等を添付してください。
※添付ファイルの使い方については、「airU提出における添付ファイル」を参照

4. レポートを一時保存する
レポートや添付資料、参考文献欄が完成していなくても、一時保存することが可能です。
レポートを入力したら、「一時保存」ボタンをクリックして、自分が提出しようとしている内容に誤字・脱字やレイアウト崩れ、内容不備がないかどうかチェックしてください。
一時保存するときは、規定文字数の範囲内でなくても保存することができますが、提出は規定文字数の範囲内でなければできません。注意してください。
※一時保存した内容は同一年度中は入力内容が保存されますが、翌年度以降に再履修する場合、入力内容はリセットされますので、必ず自身が使用するPC等の端末に保存するようにしてください。

【一時保存する前】

【一時保存した状態】

5. 課題を提出する
レポートは文字数や添付資料など、設問で指示された通りに提出物を完成させてください。
また、必ず一時保存の状態で提出前のレポートを注意深く確認し、文章が未完成でないか、レイアウトに異常はないか、誤字脱字はないか等不備に気をつけてください。改行は「段落を変えたいとき」だけ入れるようにしてください。
問題なければ、「この内容で提出する」にチェックして、「提出する」ボタンをクリックして提出してください。
ただし、課題提出期間内でなければレポート課題を提出することはできません。課題提出期間外の場合は、一時保存しておき、次の課題提出期間になったら提出するようにしてください。課題提出期間はシラバス、レポートの作成画面に記載されています。


【提出完了】
次のような画面が表示されたら、課題提出は正常に完了したことになります。
また、「レポート課題受付のお知らせ」という件名のメールが送信されますので、必ず内容を確認してください。課題提出期間を過ぎると、「提出する」ボタンはクリックできなくなります。

3-5レポート提出完了画面

【提出した内容を確認する】
提出後、添削結果が返却されるまでの間は、提出したレポートの内容を、レポートの作成画面で確認することができます。

【提出を取り消す】
提出した内容に不備や誤りがあった場合、提出期間中であればご自身で提出を取り消すことができます。提出完了後、提出画面の右下に「提出取消」ボタンが表示されますので、このボタンをクリックして取り消してください。提出が取り消されると「一時保存」の状態に戻りますので、修正のうえ再度提出してください。また、「TRレポート課題提出取消のお知らせ」という件名のメールが送信されますので、必ず内容を確認してください。提出期間を過ぎると、「提出取消」ボタンは表示されなくなります。

なお、提出の取消にあたっては、以下の点に十分注意してご自身の判断で行ってください。
・単位取得を希望する場合は、必ず提出期間中に再度提出してください。
・提出期間内にあらためて提出しなければ未提出のままとなり、評価の対象になりません。
・提出期間を過ぎた場合は、たとえ一度提出していたとしても受理できません。
・書き直しの時間等を考慮のうえ、取り消すかを判断してください。

■レポート課題の評価
レポート課題はS〜Dの5段階と素点で評価します。
S:100〜90点、A:89〜80点、B:79〜70点、C:69〜60点、D:59点以下で、SからCは合格、Dは不合格(=再提出)です。

合格 不合格(再提出)
S: 100〜90点 A: 89〜80点 B: 79〜70点 C: 69〜60点 D: 59点以下

レポートが不合格になった際は、履修期間内(科目に着手した年度内)に提出機会があれば再提出することができます。教員の講評を参考に手直ししたものを再提出してください。ただし、一度合格した課題について「点数が良くなかったのでもう一度出し直したい」等の理由で再提出することはできません。

【添削結果のお知らせを受け取る】
レポート課題の添削が終了すると、「レポート課題添削結果のお知らせ」がメールで通知されます。
どの科目のレポートが返却されたのかメールで確認し、airUマイページで添削結果を確認してください。

【科目の履修状況を確認する】
airUマイページトップ画面のテキスト科目(TRもしくはTX)のパネルをクリックしてください。
また、「airUマイページ > メンバー情報 > 成績」の該当科目の評価欄からも確認できます。

【添削結果を確認する】
添削結果確認画面では、素点と評価が表示されています。不合格の場合は、素点はありません。合否に関わらず、添削を担当した教員からの講評がありますので、レポートへのフィードバックとして必ず読むようにしてください。講評の内容について疑問点がある場合、コンシェルジュから質問することも可能です。

3-6添削結果確認画面

■再提出
レポート課題がD評価(=不合格)となった場合、同一年度内(科目に着手した年度内)の通常の提出期間に再提出できます。(再提出専用の提出期間は設けていません)
再提出可能になった段階でairUマイページ > テキスト(レポート)(または テキスト(特別))内の課題提出状況欄に [ 未提出 ] と表示され、レポートの作成画面へ進めるようになります。レポート課題提出の手順は、初回の提出時と変わりありません。
前回のレポート課題添削結果は、「airU マイページ> メンバー情報 > 成績」の該当科目の評価欄から確認できますので、教員の講評を参考にレポートを手直しし、再提出に備えましょう。

このカテゴリのよくある質問

試験のポイントとは何ですか?

試験のポイント(各科目のシラバスに記載)とは、試験を受験するにあたって事前に学習しておくべきポイントや学習範囲を示すものです。試験のポイントは、試験当日に出題される試験問題文そのものではありません。学習の参考として捉えてください。
なお、試験問題とかかわるため、試験のポイントに記載されている内容以上のことは一切お答えできません。

レポートや試験にすべて合格したのにまだ科目の状況が「履修中」になっています。なぜですか?

個人の成績のページをご覧いただくと、すべての課題に合格した科目は【単位修得見込み】という成績状況になっています。【単位修得見込み】の科目は、各期末(6月末、9月末、12月末、3月末)に行われる成績確定の後に【単位修得済】となり、修得単位数にカウントされるようになります。(ただし、【単位修得見込み】の単位も「卒業研究」履修の前提条件や卒業要件の単位にカウントされます。)
なお、【単位修得済】になるまでは科目は[ 履修中 ]の状態です。また、成績の確定にあたって、学生のみなさんで手続きしていただく必要はありません。成績が確定されたのちにメールで通知いたします。

単位修得試験を冬期(年度最終)で受験し、不合格となった場合はどうなりますか?

冬期に不合格となった場合、次年度はレポート課題提出から取り組まなくてはなりません(再履修)。一度不合格になっても年度内に再受験できるような学習計画をたてることをお勧めします。

単位修得試験とは何ですか?

テキスト科目のうちTR科目は、同一年度内にレポート課題と試験の両方に合格することで、はじめて単位を修得することができます。この試験を単位修得試験といいます。単位修得試験は「論述式」または「選択式+論述式」の2つのパターンがあります。論述式問題に関しては試験のポイントを各科目のシラバスに記載していますので確認してください。なお、選択式問題はテキスト全体が出題範囲となります。

単位修得試験はどのように受験するのですか?

レポート課題に合格後、Web(airUマイページ)で受験することができます。日程を確認し、年間の受験計画を立ててください。対面試験は2022年度で終了したため、2023年度から受験方法はWebのみとなります。

申込は不要です。期間中にairUマイページで受験してください。レポート課題が合格していれば、受験期間になると単位修得試験の画面へ遷移できるようになります。

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